特集 Feature
観光協会がまとめたトリップアイデアや
季節のオススメ情報などをお届けします。
半田運河エリアに建つ国指定重要文化財小栗家住宅。
その庭にある、樹齢150年ほどの大きな白モッコウバラの木は
花が咲く季節には特別公開が行われ、初夏の半田の名所にもなっています。
- 開催場所:国登録有形文化財 小栗家住宅
萬三の白モッコウバラ
小栗家住宅の庭には、「萬三の白モッコウバラ」と呼ばれる樹齢150年を超える日本最古・最大級の白モッコウバラが植えられてます。「萬三の白モッコウバラ」は2011年に、半田市の天然記念物に指定され、可憐な白い花を咲かせる4月中旬から5月初旬には一般公開が行われ、香り高く美しい花姿は訪れる大勢の人々を楽しませてくれます。
「萬三の白モッコウバラ」にまつわるストーリー
ハート型の蔓
長い時間をかけ成長した主枝2本の輪郭がハートの形をしていることから、公開時にはフォトスポットとしても人気。毎年変わらずに咲き誇る白モッコウバラを大切な人と楽しみ「愛を思うひととき」を過ごしませんか。
半田市の結婚記念証
モッコウバラの花言葉が「初恋」「純潔」「あなたにふさわしい人」であることから、「愛」を象徴する木とされており、半田市の結婚記念証には「萬三の白モッコウバラ」のデザインが採用されています。
モッコウバラの花酵母酒 愛してる
毎年モッコウバラの咲く春に合わせ製造販売されているモッコウバラの花酵母酒 愛してるシリーズ。甘酸っぱい軽やかで爽やかな飲み口のスパークリングタイプ「愛してる」スパークリング などを期間限定で販売しています。
小栗判官物語
1675 年に発表された説経節 「 小栗判官 」 は日本版ロミオとジュリエットとも言われる純愛物語です。小栗家の先祖は小栗判官と言われています 。 小栗判官の物語は歌舞伎や狂言、ミュージカルなどにもなっています。
オンラインお花見
萬三の白モッコウバラ360°view
2020年に高精細360°カメラで撮影した圧巻の白モッコウバラ。通常は見ることのできない上空からの構図などはオンラインならでは! いつでもどこでも、じっくりと鑑賞できます。
2020年の萬三の白モッコウバラ
2020年に収録したオンラインあいたて博 小栗家住宅編です。
小栗家(萬三商店)について
小栗家は、過去帳によれば江戸時代に始まり、萬三商店として初期は主に酒づくりを、明治期以降は肥料商と海運で発展を遂げ、その後は味噌 ・ 醤油の醸造を手掛けてきたこの地域の旦那衆の一名家です。
小栗家住宅
小栗家住宅は1870 年(明治三年)に建造された 日本で現存する貴重な木造住宅の一つです。2004 年に半田市ではじめて国の有形文化財として登録され、令和4年9月20日、国の重要文化財(建造物)に指定されました。ました。邸号を「招仙亭」といい、仙人の住むような静寂で理想的な地という意味で名づけられました。